KBN05:日本初の火山観測所。浅間山に刻まれた歴史

VIEWTOP 2026.3.15

画像:「浅間火山観測所(湯の平)」(気象庁HPより)

世界有数の活火山である浅間山。この山にはかつて、明治44年(1911年)に日本で初めてとなる火山観測所が建設されました。

設置場所は、山中の「湯の平」。 火山災害への不安を解消し、噴火に対する注意喚起や精密な情報を提供することが目的でした。浅間山の懐に専用の建物と土地を構えたことで、日本で初めて火山の「常時観測」が可能になったのです。

当時の観測データは、噴火のメカニズムを解明する貴重な資料として、今も大きな役割を果たしています。

昭和4年(1929年)に観測は中止され、その後、昭和22年(1947年)の噴火による火災で建物は焼失してしまいましたが、その志は現在の火山観測へと受け継がれています。

KOMOROBIに宿泊したあとは、かつて先人たちが火山と向き合った「火山観測所跡地」をぜひ探してみてください。そのすぐ近くにある「かもしか平」は、運が良ければカモシカに出会えるかもしれないおすすめスポット。歴史の足跡を辿りながら、静かな森の住人を探す散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。