KBN04:浅間山の不思議。東西で異なる「森林限界」
VIEWTOP 2026.3.1

高木が育たなくなる境界線を「森林限界」と呼びます。浅間山はこの森林限界において、全国的にも珍しい特徴を持っています。
通常、森林限界は標高によって決まりますが、浅間山では「火山の風上か風下か」によってその高さが異なります。
西側(風上):森林限界は約 2,100m 付近
東側(風下):森林限界は約 1,600m 付近
この差は、常に西から東へ流れる噴煙の影響です。風下の東側では、火山灰やガス、厳しい強風などの条件が重なり、低い標高でも樹木が育ちにくい環境となっています。
KOMOROBIからのぞく浅間山をよく観察してみると、場所によって山肌の色や木々の高さが違っていることに気づくかもしれません。キャンプ場のすぐ目の前に広がる山の斜面を眺めながら、火山の息吹が描いた「緑の境界線」を探してみてはいかがでしょうか。